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2008年10月26日 ゲーム
MTGの現行のルールの問題点の中の一つに、

先手と後手の差の大きさがあると思う。
これは将棋や囲碁などのゲームにもあるような差だが、なんとかしてこの差を埋めることはできないだろうか。

ということで、ちょっと考えてみた。

まず、1ターンの差がでかいなら、同じターンを二人が同時にプレイしてはどうかと考えた。
じゃあ、二人が行動するタイミングはどう分けるのか?
これには、MTGに良い概念がある。
スタックだ。
スタックの概念をもっと大きなものにしてみてはどうか?

たとえばこんな感じだ。
↓↓↓↓↓
まず、プレイヤーAが優先権を持った状態から開始する。
プレイヤーAが何らかの行動をした後、プレイヤーBに優先権が移動する。
プレイヤーBが何らかの行動をした後、再びプレイヤーAが優先権を得る。
以降繰り返し。
↑↑↑↑↑
これならば、一つの行動のたびに行動できるプレイヤーが変わるため、
たとえばヴィンテージで先手1ターン目に大量にMoxを張られた上で三なる宝珠を張られてGGなどということになる前に、自分にもマナリークを打つだけのMoxを張るチャンスがあることになる。

しかしこのままでは、両者ができることがなくなった場合パスが連続することになるので、どこかでカードを引くようにする必要がある。
・パスするごとに、パスしたプレイヤーがドロー→引け過ぎ
・両方のプレイヤーが同時にパスしたとき両方がドロー→それでも引け過ぎ

というわけで、この辺でMTGのルールを復活させよう。
つまり、<両方のプレイヤーが同時にパスする>のを境目として、それをフェイズの境とすればどうかと。

また、MTGではカードをプレイしたあとスタックし、それを解決するという手順がある。
これらをまとめて、用語を与えることにした。

↓↓↓↓↓
まず、プレイヤーAが優先権を持った状態から開始する。
プレイヤーAが何らかの行動をした後、プレイヤーBに優先権が移動する。
プレイヤーBが何らかの行動をした後、再びプレイヤーAが優先権を得る。
以降繰り返し。
A,Bが共に連続でパスした場合、スタックを参照する。
1)スタックに効果が積まれているとき→スタックの一番上の効果を解決する。→次のプレイヤーに優先権が移って↑に戻る。
2)スタックに効果が積まれていない→この一連の流れを終了する。
新しくステップが始まる場合は、最後にパスしたプレイヤーの次のプレイヤーが優先権を持った状態で始まる。
↑↑↑↑↑
これを、仮に「ステップ」と名付けることにした。(元来のMTGにおけるステップと、持続時間が近いと思ったからだ。)


これを現行のMTGのルールに付け加えると、このようになる。

・アンタップ
各プレイヤーはパーマネントをアンタップする。
・アップキープ
インスタントか起動型のみ使えるステップ。
何らかの効果が誘発する場合は、優先権を持つプレイヤーから順に誘発する。
・ドロー
優先権を持つプレイヤーから順に「カードを一枚引く」をスタックする。
インスタントか起動型のみ使えるステップ。

・メインフェイズ
通常のステップ
メインフェイズ中で優先権を持ち、かつスタックが空の時には、瞬速を持たないパーマネント呪文やソーサリーをプレイできる。

・エンド
インスタントか起動型のみ使えるステップ。
何らかの効果が誘発する場合は、優先権を持つプレイヤーから順に誘発する。



・・・・戦闘フェイズなくね?
しかし、戦闘フェイズは両方のプレイヤーが行わなければならず、戦闘フェイズ中も優先権が移動する可能性があり、簡単には実装できない。

その辺はまた後で考えるとして、とりあえず今はここまでで止めておこうと思う。


最後に、現行のMTGルールとの正確な互換性を得るため、
ルールモンガーの方の協力が必要だと思った。
「ここの表現がルール上おかしい。こう表現すべきだ。」などの指摘は随時お願いします。
当方はトーナメントで一般的にプレイできる程度のルール知識しか持ち合わせておりません。

ま、どーせ誰も読んでないんだろうけど。

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